かれこれ4年前になるのだろうか…
まだ大学1年生だった私は、そろそろ自分で小遣いを稼がねばと思い、近場でのバイトを探し始めた。
普通、そう言ったおいしいものはなかなか無いはずであるが、なにかの縁だろうか。 簡単に見つかった。日曜版の折り込みで隣りの某チェーン店から募集が入っていた。
電話をするとあっさり「じゃあ面接するので○曜日に来てください」と言われ、今にして思えば 就職活動とはえらく違うぞということになる。
当日、学校から急いで帰り指定の時間より早く行く。こちらとしては常識に従って行動したわけで、 (当然のこと)誉められはしないまでも悪い気はしないはずと考えていた。
店に着く、カウンターで面接に来た胸を伝え、「いよいよだ」と気合も入る。
しかし、その後10分間コーラの目の前で待つことになった。
なんだ、待遇良いじゃん、と思った人。甘い。その時飲んだコーラ(炭酸が薄いのでそう感じる)より甘い。 その間カウンターの目の前の客席で待つんですよ? 他のお客さんの目が気になる…(半泣)
なんとか時間を少し過ぎたあたりで面接開始。当時は忙しいのかなと思っていたが…わざと待たせて様子を見ている可能性もある ので、これから面接の方は、ご注意あれ。
面接がなかなか曲者で、どうもこの店は大学生が極端に少ないらしく、いきなり「君は幹部候補だ」とか採用が決定されていて、正直ビックリしました。 また、「君は服部君が死んだのは誰のせいだと思う?」(当時話題だった留学生が撃たれた事件です)などとこれはバイトの面接ですか? と聞きたくなる内容の質問もあったけど…(汗)
採用が決まり(向こうでは決まっていたらしい…)、いよいよ労働か…と思っていたら、日を変えて業務内容の説明やら制服の受け渡しなどでさらに1週間くらい時間を空けて、いよいよ長い戦いの幕が切って落とされる…!
…続きは次回。